最近ではあまり見なくなった「スタッコ・ヘッド押さえ凸部処理」の外壁。
建築当初の下地モルタルと解体時にできたハンドブレーカーによる沢山の傷。
人の手の痕跡をそこに定着させるかのように、内外とも真白に塗り込めました。
さながら白い洞窟....(ん!どこかで聞いたこの名前。)
耶馬渓にある有名な観光名所「青の洞門」さながらの迫力。
「白の洞門」ってことでどうでしょう?
スピードとコストが直結する今の時代においては、新築でこれを再現しようとすれば
とても贅沢な工事となってしまいます。
こんなことが実現できるのもリノベーションの醍醐味。